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それでもボクはやってない
それでもボクはやってない スペシャル・エディション(2枚組)それでもボクはやってない スタンダード・エディション「それでもボクはやってない」
監督:
周防正行
出演:加瀬亮、瀬戸朝香、山本耕史、もたいまさこ、役所広司 他

電車内で痴漢の容疑をかけられた青年が、無実を訴え続けるも、証拠不十分のために起訴されて裁判で闘い続けることになる。(Amazonより)

先日テレビで観たんだけど、改めて今日のニュースの冤罪事件を見てふと思い出した。電車内の痴漢の冤罪事件とは全然違うけど、一人の人間の人生を狂わせてしまうという意味では同じだなぁと思いました。

確かに電車内での痴漢って確実な目撃者以外に証拠もないし、劇中でやってた手についた繊維がどうのこうのも他の繊維に触れてしまったり、拭いてしまえば意味もない。痴漢の有罪判決率は99.86%、この映画の主人公は本当に痴漢行為をしていないのにもかかわらず、それでも有罪とされてしまう。

事情聴取の時点で日本の警察の問題が出てくる。
刑事が作った調書にサインは慎重にせねばならないのねと思った。あれじゃぁ拷問だ。踊る大捜査線でも警察の問題点を多々挙げているけど、なんかこういうの見ると日本の政治や法律ってどうなのーって思っちゃうよ。

ただ、裁判の判決はいくら冤罪といえども証拠不十分では結局有罪になってしまうんだなぁと思った。
痴漢冤罪は完璧な証拠がない限り0.14%にはなれない。
だけど、被害者の子だって誰がやったにしろ結局被害にあっている。最初はこの子なに言ってんだ!と思ったけど、落ち着いて考えると視聴者はついつい主人公だし視点も主人公なわけだから加瀬亮の味方をしがち。

よくよく考えると、この映画の場合被害者は被害者でしかない。それを考えるとあの判決は妥当と言えてしまうのかなぁー。

女性で電車に乗るという立場ならば、誰でも同じような被害に遭う可能性は誰にだってある。
私も意味不明なの含めて何回か痴漢被害にあったことあります。
痴漢されて”声を出す”という行為はとても勇気がいる。

だけどしっかりそれが痴漢か当たってしまったを見極めるのは必要。
(最近は男の子も痴漢&痴女被害に遭う時代だし男の子も気をつけてちょ)

なんかめちゃくちゃ考えさせられた。

レビューにあった「教育ビデオみたい。」確かにw
まるで教習所で観る交通事故ドラマのようです。

そして珍しく役者についての言及が少ないけど、加瀬亮の集中力はものすごい。

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